睡眠負債
- 2019年08月26日
- カテゴリー：健康情報
8月も後半に入りましたがまだ暑い日も続きますね
夕方以降はやや涼しくなってきたとはいえ、寝苦しい夜もいまだ多いです
夜中に何度も目が覚めたりと寝不足にはなっていませんか
寝不足が続いている場合、睡眠負債に気を付けて下さい
睡眠負債とは《睡眠不足が少しずつ借金のように積み重なって健康状態に悪影響を与え身体に不調を引き起こしてしまう状態の事》です。
個人差もありますが、必要とされている睡眠時間は成人の方は７～9時間と言われています。しかしながら、現代の日本では約４割の人が睡眠時間が６時間未満だそうです
つまり約４割の人が睡眠負債を抱えていると言う事になりますね
睡眠負債大国になっています
しかも、睡眠負債のやっかいな所は、“６時間睡眠の睡眠負債に該当する人”には寝足り無かった等の自覚症状が乏しく、知らず知らずのうちに借金負債を抱えさせているという点です。ある実験によると６時間睡眠を２週間続けた人と、2日間徹夜を続けた人との脳の認知力が同等になっているとの事です
驚きですね
睡眠負債の人は『集中力の欠如』『日中に眠くなる』『気力の低下』『病気になりやすい』『寝ても疲れが取れない』などの症状が出てきます。
さらに長期にかけて睡眠負債の状態が続くと、債務超過となり『鬱』『認知症』『癌の発症』など重大な症疾病の発症にもつながりますので、睡眠不足の人はしっかりと睡眠を取るようにしましょう
睡眠負債の人はコツコツと返済をしないといけません。残念ながら基本的に睡眠の貯金（寝だめ）はできず、今日は10時間寝たから明日は5時間睡眠でも大丈夫だ！と言う事にはなりませんまた、休日に一日中寝ていて一括返済を試みるのもオススメではありません。かえって生活リズムが崩れ、悪影響を与える事が多いです
睡眠負債は地道にコツコツ返済が大切です
可能であれば平日はいつもより30分早く寝て30分遅く起きるようにしたり、休日であれば1時間早く寝て1時間遅く起きると言った形で睡眠時間を確保し返済をしましょう
朝日を浴びる事で睡眠のリズムも出来るのでしっかりと朝に起きるようにしてください
まだ寝足り無いなと感じるようであればそのまま寝るのではなく、昼寝を１～２時間するも良いと思います
日頃から睡眠時間が少ない人は仕事や勉強の効率の低下につながり、自分でも気付かないような損失をしているようです睡眠不足と自覚が無い人でも睡眠時間が６時間未満の人は睡眠負債を抱えている状態ですので、一度日常生活を見直しましょう
