【症例】ぎっくり腰|30代男性|歯磨き中のくしゃみで発症したぎっくり腰
- 2026年06月10日
- カテゴリー:当院の症例
歯磨き中のくしゃみで起きた腰の痛み
そのぎっくり腰、初期対応が重要です
症例の概要
30代男性。前かがみで歯磨きをしている最中にくしゃみをした際、腰に痛みが出現しました。
その後、時間の経過とともに徐々に痛みが強くなり、受傷当日に来院されました。
初検時は前屈時の痛みが特に強く、左右側屈や回旋動作でも痛みが確認されました。
症状が強かったため、初回は無理に骨格矯正を行わず、消炎鎮痛を目的としてハイボルト療法を中心に施術を行いました。
来院前の状態と背景
歯磨き中の前かがみ姿勢は、腰に負担がかかりやすい姿勢です。
その状態でくしゃみによる瞬間的な腹圧が加わったことで、腰部に強い負担がかかったと考えられます。
受傷直後よりも、時間の経過とともに痛みが強くなっていったため、不安を感じて来院されました。
来院時のお悩み
来院時は動作時の痛みが強く、特に前かがみになる動作で強い痛みが出ていました。
- 前屈で強い痛みがある
- 左右に体を倒すと痛い
- 体をひねる動作でも痛みが出る
- 仕事への影響が心配
検査と体の状態
初検時は前屈痛が著明で、左右側屈痛、左右回旋痛も確認されました。
受傷当日で痛みが強く、炎症反応も考えられる状態だったため、動作検査を繰り返すことによる負担を考慮しました。
そのため初回は、原因を細かく探る検査よりも、まず痛みと炎症を落ち着かせることを優先しました。
初期対応の考え方
ぎっくり腰の初期段階では、強い痛みがある状態で無理に動作を繰り返したり、骨格矯正を行ったりすることが適さない場合があります。
今回の症例でも、受傷当日で症状が強かったため、初回は消炎鎮痛を目的としたハイボルト療法のみを選択しました。
ただし、体の歪みも確認されていたため、痛みが落ち着いてきた段階で骨格バランスの調整が必要になる可能性があることも説明しました。
実際の施術内容と経過
初回施術
初回はハイボルト療法を用いて、痛みと炎症を落ち着かせることを目的に施術を行いました。
施術後は、前屈時の痛みのみ6割程度残りましたが、左右側屈痛や回旋痛はほぼ消失しました。
仕事や日常動作での負担を考慮し、テーピング処置を行い、その日の施術は終了しました。
2回目来院時
翌日来院時には、ペインスケールは6程度まで軽減していました。
初回後に強く残っていた前屈痛も、来院時にはほぼ解消されていました。
動作確認が可能な状態まで落ち着いていたため、2回目は検査の要素を加えながら施術を行いました。
腰椎と仙腸関節へのアプローチを行ったところ、症状はほぼ消失しました。
仕事での負担も考慮し、再度テーピング処置を行って終了しました。
今回の症例から分かること
ぎっくり腰は、発症した直後から痛みが強い場合もあれば、時間の経過とともに徐々に悪化することもあります。
特に今回のように、前かがみ姿勢でくしゃみをした場合、腰に瞬間的な負担がかかり、強い痛みにつながることがあります。
初期は無理に矯正や強い検査を行うのではなく、状態に合わせて痛みを落ち着かせることが重要です。
再発予防について
痛みが落ち着いても、腰椎や仙腸関節、骨格バランスの乱れが残っていると、再発につながる可能性があります。
そのため、急性期の痛みが落ち着いた後は、
- 骨格バランスの確認
- 腰椎・仙腸関節の動きの改善
- 仕事中の負担を減らす体の使い方
- 必要に応じたテーピングや再発予防
を行うことが大切です。
同じような症状でお悩みの方へ
歯磨き中や前かがみ姿勢でくしゃみをした際に腰を痛めた場合、無理に動かさず、早めに状態を確認することが重要です。
ぎっくり腰は、初期対応によって回復の流れが変わることがあります。
急な腰の痛みや、前かがみで強く痛む腰痛でお困りの方は、一度ご相談ください。
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※効果には個人差があります
